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2013.06.13      地盤調査『豆豆知識』その5 宮城県被災地訪問

こんにちは

住宅地盤部Hです。大分では早くも5月の終わりに梅雨入り・・・ですが、ここのところ雨に当たる日が少なく、降っても小雨程度。昨日に至っては、現場作業のスタッフにとっては猛暑の一日でした。梅雨=洗濯物の生乾きを連想してしまう私にとっては、なかなか梅雨を実感できない小さな幸せ。

 

 

例年、梅雨の初めは雨量が少なく、6月下旬から7月上旬に多くなる。なのでこれからが、私たち野外の現場作業を行う者にとっては、地盤調査・改良工事の日程が予定通りに進まず、施主様やお取引先様、さらにはパートナー企業の皆様にご迷惑をかけてしまうという事態に頭を悩ませる日々がやってまいります。

今年の日本気象協会大分事務所によると、「昨年7月の大分県豪雨のような大雨が降ることも考えられる」とのこと。

 

 

先日日田市や耶馬溪町の豪雨で大きな被害を受けた被災地を通ったとき、まだ川底に堆積した土砂が残っているところがあったり、復旧がまだされてない個所も多く見られたので、昨年のような豪雨がまたあれば地域の方も不安や心配があるとおもう。もちろん大雨が長く降らないことを祈るばかりだが、自然の力には逆らえない。過去の経験を活かし、日頃から災害への意識を個々で高めなければならない。

 

ということで。

今回は、私たち住宅地盤部全員で訪問した、宮城県の石巻市・南三陸町の被災地訪問の報告をしたいと思います。

 

 

<写真1>

◇ 志津川中学校下からの風景 ◇

ここは、南三陸町の防災対策庁舎があった地域です

ここにはもともと商店街などがあり一つの町として栄えていた場所です

「3階建ての庁舎屋上を2mも上回るとんでもない津波が襲ってくるとは、高台に避難していた人たちさえ目を疑った」

山の斜面には住宅地があり、津波の高さのレベルで家を失うかどうかのラインが今でもハッキリ記されているのには、驚きと恐怖がありました。

初めてこの地に立ち、以前たくさんの方が私たちと同じように生活をしていた場所なんだと現地の方にお話を伺いましたが、今見る景色が私の現実で、ここには何もない・・・以前の姿が想像できないのが、自分自身の悔しい思いでした。

瓦礫のほとんどは一か所に片づけられ、被災当時とは比べものにならないほどのどかな場所に思えました。

◇◇◇

<写真2>

◇ 悲劇の防災庁舎 ◇

ここは、メディアにもよく取り上げられていた防災庁舎です

南三陸町の津波による死者数は566名、行方不明者が310名(12月28日現在)にも上った。住民の大多数が「地震の後には津波」との意識が高かった地域でありながらこんなにも多くの犠牲が者が出てしまった。防災対策庁舎では繰り返し「高台へ避難してください」と呼びかけ続けていた

◇◇◇

<写真3>

◇ 大川小学校 ◇

全校児童108人のうち7割が死亡・行方不明となった宮城県石巻市立大川小学校を訪問しました。大川小は東北最大の大河、北上川右岸の釜谷地区にあり、太平洋に北上川が注ぐ追波湾の河口から4キロ上流に位置する。津波浸水予測によると、河口付近の高さ5~10メートルに対し、小学校周辺は1メートル未満。だが、今回の津波は2階建ての同校校舎の屋根まで乗り越え、裏山のふもとから約10メートルも駆け上った。

助かるかもしれなかった命の犠牲はとても大きい。

地震のあと校庭に集まった生徒たちを、津波から守れなかった要因は、避難に問題があったと、その後の報道や現地の方は言っており、この写真の奥に写っている山を駆け上がれば助かったはず・・・と。しかし実際に避難した先は、学校から200メートル西側にある新北上大橋のたもと。そこで多くの生徒と教師が津波にのまれた。

献花台が置かれ多くの方がお参りに訪れている。私たちも多くの亡くなった小さな命に手を合わせた。

ここに立つのはほんとに胸が苦しくなりました。

◇◇◇

<写真4>

この写真は建物が津波によってそのまま横転したものです。

緑に見えるところが、この建物の屋上。津波の当たりを正面で受けてしまったのか、底の部分には、杭が抜けてくっついていました。地中に埋まっている杭ごと倒れるなんて、津波の強さをかんじます。

◇◇◇

今回私たちは、2年前に起きた3.11東日本大震災から、ずっとやりたかったこと。被災地の復興支援を自分たちの出来ることで力になりたい。そして、皆様に安心・安全を提供する、地盤に携わる者として、体験したことのない災害の現場を自分の目で見ることで、今後自分たちの調査や工事といった現場経験に少しでも活かせるように、というオモイを叶えるために、現地に行ってきました。2年たった被災地は見た目には、瓦礫や倒壊した家などが撤去されてきれいに見えましたが、小学校や中学校、津波の来ない場所にまだまだたくさんの仮設住宅で過ごされている方たちがいるのも目にしました。外から見る者にとっては、復興は進んでいるようにも思えましたが、時間の止まっている方々もたくさんいるということ。大切なものをなくしてしまった方がたくさんいること。

しかし、前を向いて力いっぱい頑張っている方はもっとたくさんいるということ。そんな方々の応援はこれからも続けていきたいと思います。

出来ることは、とても限られていて、とても小さな事かもしれませんが。

また、必ず伺います!

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